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降臨

 第一章を書き上げた瞬間、思わず天を仰いで雄叫びを上げてしまいました。
 
「みぃきやぁぁぁぁぁ! なぁなぁぁぁぁぁぁぁ!! かなこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
 
 ってね、書いてる途中にね、こいつらの楽しげな雰囲気に当てられました。私は作者のはずなのに、本気で楽しそうにしているこいつらがうらやましくなりました。
 でもこいつら、最終的には悲劇なんですよね。途中でどんなに楽しくても、懸命に生きても、やがて来る運命にはあらがえないのよね。だって私が書いてるんですから、こいつの結末はもう決まってるんですから。
 
 そう思うと切なくてなりません。
 
 実は私、悲劇的結末って初めて描くかもしれません。主人公クラスが死んで終わる話なら「逆天のマリス」でマリスがそうだけど、あれは侍的な「散り際の美学」なので、死んでも特に悲劇ではない。カロリカ然り、だ。
 でも今回は完全な悲劇になってしまう、ハッピーエンド直前の大どんでん返しで……です。
 
 
 本当はそのままハッピーエンドで終わらすとも考えました。けれど話の舞台は現代日本、中世でならともかく現代でポリアモリーが成り立つはずもなく、なくなく「トゥルーエンド」ということで自分を納得させて、さくっと……。
 
 ま、かまわないさ。確かにこいつらは悲劇で終わる。作者のエゴで18歳から先の物語はない。
 とある作品で、作者は後書きで「作者であって彼らの一生を制限してしまってはならない」と締めくくっている。でも私はあえて、今回の幼なじみたちをそこで終わらせた。
 
 切ないな……。
 第二章の途中までなんとか楽しい日々だから、それまで目一杯楽しむことにしよう。
 おれも、あいつにも。

テーマ : 物書きのひとりごと - ジャンル : 小説・文学

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